それでも僕はやってない。~本当にやってない編~

昨日仕事終わりに飲みに行ってきたんです。

夜0時くらいまで飲んで電車乗ってたんですけど、あの時間帯ってよっぽど仕事が終わらなかった人か酔いつぶれた人ばかりで、車内には疲れきった空気が漂っていました。

多分私もこの空気に溶け込めるくらいには疲れているんだろうなぁ、と思いながらシートに座っていると、向かいの女性がぐでんぐでんに酔っぱらってるのが目に入りました。

目の焦点は定まってないし頭は無重力にいるようにふわふわしている、そして靴がない。

え、靴がない!?

二度見しましたが確かに靴を履いてない。

そんなことあるの?と思いこちらが慌てていると、向かいの女性がいつの間にかこちらを凝視しているのに気が付きました。

目を逸らそうにもあまりにもガン見してくるので気になって逸らせない。

なにか悪いことしたかなと不安になっていると、女性は立ち上がり私の目の前に立ち一言言い放ちました。

 

「ちょっと」

 

え、ちょっと・・・?、と思っていると女性は私の足元にある靴を拾っていきました。

 

いや待て待て待て。

なんでお前の靴がここにあるんだ。

そして「ちょっと」とはなんだ。

その構図は周りから見れば酔っぱらった女性と靴を盗んだ変態でした。

 

違うんです、私は靴マニアでも裸足フェチでもありません。

でもそんなことを声に出す勇気はなく、ただただ呆気にとられていました。

女性はいかにも不機嫌な感じだし、何だか損した気分だなぁ。

ん、あれ?

 

さっきの女性がまたこちらを見ている。

私が何をしたっていうんだ。

靴だって右足にチェックのパンプスが戻ってきて、それで解決してるじゃないか。

いや、あれ、右足しか履いてない。

 

まさかと思って足元を見ると、左足のパンプスが落ちていました。

 

こういう場合どうするのが正解だったのでしょうか。

知らない顔で携帯いじっているのが良い?

それともじっと見つめ返す?

私はそのどちらでもありませんでした。

私の出した答えはこれです。

 

 

「あ、もう一足ありますよ」

 

 

えぇそうです、左足のパンプスをもって女性に駆け寄りました。

両足の靴が揃い満足そうな表情をしていましたが、はたから見れば完全に再犯です。

右足のパンプスを奪ったやつが左足も奪い、罪の意識から逃れるために自首をしたような絵面です。

 

違うんだよ、私はやってないんだよ。

周囲の鋭い視線が心臓をちくちくと刺激します。

みんな分かってよ。

確かに私は足で隠れていたパンプスを女性に渡しました。

どうみても隠し持っていたように見えると思います。

でも、それでもどうか信じてください。

 

それでも僕はやってない。

 


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1 件のコメント

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